その1:旅行の時期になるとスーツケースに関するトラブルが多くなります。
スーツケースの鍵というと鍵と3つの数字を揃えて開けるタイプのダイヤル錠のふたつを使って開けるタイプのものが多いです。
特にダイヤル錠は番号がわからなくなったり、勝手に番号が変わっていて開けられなくなってしまうことがあります。
内側に番号変更スイッチがついているので知らないうちに荷物が動いてスイッチを押してしまうということがあるのです。
鍵屋に頼めば開けてもらえるのですが、それと知らない人や費用をケチる人は自分で壊して開けようとします。
壊すとそのスーツケースはもう使えなくなってしまってもったいないのでぜひ鍵屋に相談してほしいと思います。

その2:引戸錠の交換を依頼されました。
引戸錠は二枚の戸が重なる引き違い戸タイプが多いのですが、今回は片引戸というタイプでした。
片引戸には戸先鎌錠という鍵がついています。そしてこの戸先鎌錠は同じ製品を用意しないと交換できません。
しかし、古いものだと廃盤になっていて同じものを取り寄せできないことがあります。
今回のショウワの錠前も廃盤でした。
しかし、鍵本体が壊れたわけではなく、鍵を紛失してしまって変えて欲しいということだったので、鍵のシリンダー部分のみを交換することにしました。
同じメーカーのものを取り付ければ別のメーカーのものを新規で設置するよりは費用を安く抑えることができます。